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バイナンスの先物取引とマージン取引の違いを徹底比較【レバレッジ・手数料】

バイナンスのマージン取引と先物取引は何が違うのか。実際にコインを持てるのか、レバレッジは何倍まで使えるのか、手数料や清算の条件はどう変わるのか。初心者がつまずきやすいポイントを表で整理しました。

Rewardoc Research
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バイナンス(Binance)でレバレッジをかける方法は2つあります。マージン取引と先物取引です。どちらも自己資金以上の金額で売買でき、ロングもショートも取れて、クロス/分離(Isolated)のモードまで両方に用意されています。名前が違うだけの同じ機能に見えますが、この2つはまったく別物の取引です。

では、マージンとは何なのか、先物とは何なのか。ひとつずつ見ていきます。


💡 その前にひとつ!


1. マージン取引は、お金を借りてコインを買うこと

マージン取引は文字通り借入です。手持ちのコインやUSDTを担保に入れて、バイナンスから資金を借り、そのお金でコインを買います。

たとえば口座に100ドルあるとして、マージンで5倍のレバレッジをかければ、合計500ドル分のビットコインが買えます。ここで大事なのは、買っているのが「本物の」ビットコインだという点です。注文が約定すれば、マージンウォレットに実際のビットコインが入ってきます。借りた分(400ドル+利息)さえきちんと返せば、残ったビットコインは現物ウォレットに移して、そのまま一生持ち続けることもできます。つまりマージン取引は「現物取引の延長線上」にあるものです。

え、じゃあ5倍レバレッジの先物と同じじゃないの?

触ったことがない人には同じに見えると思いますが、中身はまったく別の概念です。

マージン取引で見るのは「現物チャート」です。 本物のビットコインを借りて売買する市場だからです。一方、先物取引には「先物チャート」が別にあります。本物のビットコインをやり取りするのではなく、「この先、価格は上がるのか下がるのか」に賭ける契約を売買する市場なので、現物とはわずかに価格がズレます。

家にたとえると分かりやすいと思います。 マージン取引は、銀行ローンを組んで本物の家(現物)を買うこと。先物取引は、家そのものには興味がなく、この家の値段が上がるか下がるかを当てる賭け(契約)をしているだけ、というわけです。

2. 先物取引は、価格の方向に賭けるもの

先物取引は、コインを買う行為ではありません。証拠金を預けて「上がる」か「下がる」かにポジションを取る方式です。

100ドルを証拠金として入れて10倍をかければ、1,000ドル分のポジションが立ちます。価格が上がればその分の利益、下がればその分の損失が積み上がっていきます。ただし、自分のウォレットにビットコインが入ってくることはありません。ポジションを決済するとき、当てた分の利益(あるいは外した分の損失)がUSDTのみで精算されるだけです。

ここで、マージン取引との決定的な違いがもう一つ出てきます。マージン取引は本物のコインを売買するので「現物チャート」を見ますが、先物取引は「先物チャート」を別に見て取引します。そして何より、レバレッジ倍率が桁違いです。銘柄によりますが、最大125倍まで使えます。少ない資金で大きなポジションを取れる、これが先物のほうが圧倒的に使われている理由です。


ここまでの説明がややこしいと感じた方は、こう考えてください。

  • マージン取引は「今すぐビットコインが上がりそうなのに現金が足りない。だったらお金を借りてでも、本物のビットコインを先に自分のウォレットへ『買っておこう』」という発想で、
  • 先物取引は「ビットコインを集めることには興味がない。そろそろ上がりそう(あるいは下がりそう)だから、その『方向』に賭けて値幅を取ろう」という発想です。

実際、クジラや機関投資家は、下落相場の終わり際に本物のコインを大量に仕込みたいとき、マージン取引(=借入)を使います。今のうちに買ってウォレットに入れておけば数倍になる、という確信があるなら、手元に現金がなくても利息を払って借りてまでコインを買い、寝かせておくわけです。

一方、先物をやる人はビットコインの将来価値や保有そのものには興味がなく、「チャートの動き」だけを見てトレードします。だから、寝かせておく必要がそもそもありません。


まとめると

結論から言えば、世間でいう「コインのレバレッジ取引」はほとんどが先物取引(Futures)​を指しています。証拠金を預けて将来の価格の方向に賭けるやり方だと考えて、まず間違いありません。対して、マージン取引は実際にお金を借りて本物のコインを買う方式です。自分で保有するのか、値動きだけに賭けるのか。この違いだけは必ず覚えておいてください!

先物取引の実際の始め方は[バイナンスの先物取引のやり方]にまとめてあります。

区分マージン取引先物取引
実際にコインが手に入るかはいいいえ
お金を借りるか借りる(ローン)借りない(証拠金)
最大レバレッジ分離10倍、クロス3~5倍最大125倍
維持コスト利息(時間単位)ファンディングレート(8時間ごと)
取引手数料0.1%(現物と同じ)Maker 0.02% / Taker 0.05%
ロング・ショートどちらも可能どちらも可能
清算ありあり

※ 本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を勧誘するものではありません。暗号資産の投資には元本割れのリスクがあり、投資判断と責任はすべてご自身にあります。

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